エアークリーナー


パーツカタログ 350:FIG.11,250:FIG.11

No. 部品番号 部品番号変更 250用 350用 部品名 在庫場所 備考
1 13700-47D50 - - クリーナアッシ,エア メーカー -
1.1 13700-47D00 - - クリーナアッシ,エア メーカー -
2 13470-47D00 - キャップ,エアクリーナ メーカー -
3 13891-47D00 - チューブ,インレット メーカー -
4 13781-47D00 - フィルタ,エア - -
5 13881-47D50 - - チューブ,アウトレット パーツディーラー -
5.1 13854-47D00 - - チューブ,キャブレタエア パーツディーラ -
6 13853-47D00 - - チューブ,ブリーザ - -
6.1 13881-47D00 - - チューブ,アウトレット パーツディーラ -
7 13854-47D50 - - プラグ - -
8 09401-14301 - クリップ - 350はNo,7
9 02142-36128 02112-36127 スクリュ パーツディーラ M6なべプラス
10 13870-47D00 - チューブ,ドレーン - -
11 13824-00A00 09401-13409 クリップ - -
12 09404-06404 09404-06433 クランプ,L:95 - -
13 09402-66208 - - クランプ - -
13.1 13890-47D000 - - タンク,ブリーザ - -
14 13859-14D20 - - ジェット,ブリーザ - -
14.1 09250-15010 - - プラグ,15×19×2 - -
15.1 01580-06167 - - ボルト - M6
16.1 13893-47D00 09355-11165-600 - チューブ,ブリーザNo.1 - -
17.1 13894-47D00 - - チューブ,ブリーザNo.2 メーカー -
18.1 13859-14D10 - - ジェット,ブリーザ パーツディーラ -
19.1 09401-15401 - - クリップ メーカー -
20.1 09407-14403 - -- クランプ,L:125 - -

<ブリーザージェット>
これは250のエアクリーナーボックスです。 250の場合、ブリーザタンクを持たず、直接エアクリーナーボックスにつながっているので10年も経つとケースの外側にオイルが垂れ、汚れが付着します。 出来れば350のようにブリーザータンクを設けた方が良いでしょう。 指で持っているのがブローバイ配管上部にホースによって固定されるオリフィス。 これで吐出量を低減させているのです。 350はブリーザー側についています。 パワーフィルターやホースの交換時に忘れず取り付けてください
250.350と色は違うがABS素材で出来ており熱膨張と変形を起こす。「それなら」と変形が起こらないアルミで製作してみた。 ホースを透明な耐熱ホースに変えた時上手く固定できないということもワンオフならない。 ジェットの大きさをも変えることができる。 
依頼時作成します 500円/個
依頼時純正サイズかオーダーなら寸法かホース内径など教えてください。 旋盤でワンオフで作成します。
お客さまからの問い合わせ
> 突然ですが質問です
はい
Q1
> オイルが吹いた原因がオイルタンクのブリーザホースから
> 大量のオイルが吹き、それがタイヤに付いて というお粗末なものでした
> もともと後付けのオイルキャッチタンクには接続されていなかったことと
> こんなもんそんなに圧かからんで大丈夫だろという自分の思い込みからなんですが、
> オイルどばどば吹くものでしょうか?
A1
PartsのページFog11(エアクリーナー・ブリーザー)のページに書いたと思うが
ブリーザージェットが入っていないとこのようになる。
Q2
> 純正だとオイルオーバーフローホースはブリーザタンクに接続されているようですが
> こんな吹き方していたら、すぐにブリーザタンクが満タンになってしまうと思います
> なにかトラブっているのでしょうか?
A2
これねぇ〜。 パーツカタログにもサービスマニュアルにもちゃんと図面で紹介されて
いるんだ。 中古車で購入したときには入っていたはず。 細かな点で知識が必要なんだ。

ブリーザータンクの改良とコイルとの干渉を防ぐ
ウオタニのSPUのコイルを付けるとブリーザータンクと当たる。 ガソリンタンクの取り付けに影響しない程度に逃がす
コイルを固定する為のスペーサーとボルトを長いものに変更し当たらないようにする
中古車のブリーザータンクの多くは締めすぎで固定部が変形したり、潰れてしまっている。そこでカラーを埋め込んでやる。 これでトルクもかけられ締め付けに(緩むなど)不安を持ったりしないですむ。
ちょっと写真の取り方がうまくなかったけで当たらないように調整できた。

STDエアークリーナーボックスの改良
ヨシムラMJNキットのページで紹介してます。
吸入口拡張図

エアクリBOX内清掃
多くのバイクは圧縮時クランクケース内に抜け出た可燃性ガス類(NOXや一酸化炭素)をキャブ側に戻すため、エアクリーナーボックスへ戻すようにクランクケースにエンジンブリーザを設けている。 350はブリーザータンクを経由し、エアクリーナボックスに可燃性ガスが戻されるのだがその時、多くの気化したミッションオイル又はオイルがタンク内に溜まることがある。 さらにエアクリBOX内で蒸気は冷やされエアクリボックス内にもミッションオイルが底に溜まっている。 250にはブリーザータンクがなくダイレクトにエアクリーナーBOXにミッションオイルが溜まり、10年たった車体においては一度も清掃していないせいでBOX下部からもれ出たオイルでエンジン後部やリンク類を汚してしまっている。 汚れは漏油の錯覚やリンク周りに汚れが付きやすく駆動の妨げになりかねない。 ぜひ清掃をしていただきたい。 エアクリーナーBOXのフィルターを外すと網が出てくる。 これを車用の内装はずし用レバー(クリッパーなど)で丁寧にお越し外す。 網を外せば手は入るので、ウエスなどで綺麗に拭き取る。 組み立て時はある程度は手で入れ、厳しい所はクリッパで樹脂が割れないように入れる。

10年経つ250ccのエアクリーナBOX
下のホースはドレーンなのだがその先にはプラグが填っており、マフラー側スイングアームブラケットにクリック固定されている。(もちろんオイルが出るのでプラグを外すべきでない) ホース内以上オイルが溜まるとBOXに溜まり、継ぎ目から漏れる。 それが上の写真である。 これはエンジン後方部も汚すこととなる。 出来たら2〜3年に1回程度清掃すべきだ。

関連リンク パワーフィルター(K&N)
関連故障事例 エンジンオイルがポタポタと(ブリーザーパイプ)
フィルターくず燃焼の疑いのあるエンジンのOH

お客さまからのお問い合わせ@
Q1ノーマルのクリナーボックスについて分割を行った時にOリングみたいなリーク防止のゴムがありますよね10年の年月によりボロホロに成っているんですよ皆さんはどんなふうにされているのでしょうか?ショップではボックスごとアッシ−といわれて困ってます。ボックスなしのキャブ交換されている人が多いかもしれませんが、知恵を下さい。

A1フィルターと同じでスポンジでできたOリングは、オイルに浸され、徐々に劣化し、写真のようにちぎれたりしていることが多いでしょう。 エアリークに関していえば、STDは組立式のエアクリボックスなのでフィルター下部でもリークはあるのです。 しかし抵抗が少ないところからの流入されるので多くは吸気口から流入される訳ですね。 そうなると、このOリングはいるか?ということになります。 理論上で1点からの吸引力の高い吸入ができるなら、流入する空気がぶつかり合うことも無く、渦流などの発生を防ぎ、スムーズな吸気が可能となる。 「じゃあ、あった方がいいだろう!」となる訳です。(参考:バイカーズステーションの記事で某ショップGooseのESクラスマシーンはラム圧化するという話もありました。 ラム圧でなくてもFRPで一体式のエアクリボックスを作成し、吸入点を1点化できたらいいですね。)
 Oリングを作るということでお店で素材を見に行きました。 塩ビのゴムホースも見つけましたが、リークも気にして見えるのであれば、切れ目の無い物を作成したい。 経年劣化の少ないものとなると「天然ゴム板」

作成したいOリングは長さ220mm*幅150mmです。
切れたOリングの厚さを計測したところ2mmでした。

写真の1番したの320円のもので1枚作成できますね。 ただ、ゴムが固い(収縮率というか…)。 やはり、スポンジタイプの方が良いのだろうか? もう一度材質を確認しに行ったところ、エプトシーラーなるスポンジ状のシートを発見(3*200*330,¥450)! STDと似ていてシール付。 これが使えそう。
お客さまからのお問い合わせA
Q1パワーフィルターを取りつけた場合エアークリーナーのホースはどうすれば良いの?
A1250ccと350ccとでは異なるため表化して例をあげます。
- 250cc 350cc
エンジンブリーザーホース エアクリーナから外し、ブリーザータンク設置(350STD流用可)接続 そのままブリーザータンクに接続
オイルタンクブリーザーホース そのままシリンダーヘッドと接続 350STDブリーザタンクを流用した場合、一番小さい接続口を塞ぐ そのままブリーザータンクに接続
ブリーザータンク−エアクリーナーホース 走行時、350STDブリーザータンクからミッションオイルが飛び出すほどではない(蒸気化し出てはいる)が転倒時のことを考え後方へホースを伸ばす。 
Q1純正エアクリ―ナー湿式とアフター乾式(シートでカットしてノーマルに合わすタイプ)との交換はノーマルクリナーボックスの機構的に問題が有りますか?マフラー変えたのでせめて空気も少しは多めに入れたいな
A1いえ、まず、問題ないでしょう。 ただ、通気状態がフィルターによって違います。 多くの場合、吸気音が大きくなり吸入量も増えますので、試走行後MJのセッティングをみるためプラグの焼け方を確認してください。 大きくは変わらないと思うのでPJやNJはそのままで良いとは思います。
お客さまからのお問い合わせB
Q1エアクリーナーボックスの外し方が判りません。 エンジンをずらさなければ外れませんか?(そんなニュアンスだったと思う)
A1以下の通りです
エアクリーナー取り外し方法
スズキのイベントで質問があり、講習会を開いたとき、おおーっと言う声が…一般車両はエンジンを下ろさなくてもエアクリは抜けるように作ります。 それだけメンテナンスが必要な箇所だと言えるでしょう。  しかし単気筒の細いフレームで大容量のスペースを持たせるにはフレームを避けた歪な形状となることが多いです。 Gooseも真上に引き上げることは出来ず、「どうやって外すの?」と言う方もいるのです。 簡単に紹介しますね。
@キャブとインシュレター,キャブとエアクリBOXのバンドを外す
AエアクリBOX固定の左右のビスを外しエアクリBOXを押下げる
BエアクリBOXのホースを全部外しキャブレターを外す
Cインシュレターを外しエアクリBOXを前に出す
Dエアクリーナーを後方に回転させる E持ち上げれば抜けます。
※取り付けはこの逆です。
お客さまからのお問い合わせB
250ccに350cc用ブリーザータンクを付けるときはどうするか?
Q1ホースの行き先について質問があります。
@250のエンジン上部にオイルキャッチタンクを付けると
 オイルパン⇔キャッチタンク
 ブリーザー⇔キャッチタンク
 エアクリーナ⇔キャッチタンク
 になるのですが、シリンダーヘッド上部の差込口はどこに連結すればよろしいでしょうか。
 キャッチタンクを付けない場合、オイルパン⇔シリンダーヘッドとなっていますが・・・。
 Aキャブの右側(本体部)にある2つ(大小)の差込口と、キャブ上部のプラスチックカバーにある差込口はどこに差し込むのでしょうか。
 以上です。
 サービスマニュアルを見てみても250にはキャッチタンクが付いていない仕様になっていまして・・・。
A1
@シリンダーヘッドカバーとオイルタンクは接続し、
ブリーザータンクのプラグ上の口はふさぎます。
エンジンブリーザーからブリーザータンクの下へ
その時ホース内の凸形状のものが入っているのを
確認(組んだときエンジン側に挿入しておきました)
点火コイル側の口からエアークリーナーBOXの上部
に取り付け終了。
A
キャブ上部のプラスチックの部分は何も接続しません。
横にあいているのは転倒時のガソリン抜き、いわゆるドレーンです。
つなぐならホースを差込車体下部に通すか、レース車両のように
キャッチタンクを設け、ホースを差し込みます。 キャッチタンクはそれほど大きい
ものでなく、解けない位置でフレームなどに固定します。
Q2ホースの連結について念のため図を引きましたのでご確認いただけないでしょうか。
@エアクリーナー上部とブリーザータンク前方(既設は閉止)
Aエンジンブリーザーとエアタンク後方
Bシリンダーヘッドとオイルタンク上部とブリーザータンク左細
Cキャップ右面 2ヶ所車体下に開放
Dキャップ左面とフューエルコック
E閉止?(既設ではブリーザー前方に繋がっていた)
Fドレン(車体下でホース先端閉止)
 問題ないようでしたらそのようにいたしますので・・・すみません。
また、3のブリーザーの細い配管を閉止する場合には、どのような方法を取ればよろしいでしょう

A2図面ありがとうございます解説をつけ説明します。
@ブリーザーから排出されたミッションオイルやガゾリン等の蒸気かされたものが放出されますので本来キャブ側に戻すことが良いとされています。 ブリーザータンク@エアクリーナーBoxEにつなぎます。 ブリーザータンク@を開放しても通常はオイルがあふれ出ることは無いです。
エアクリーナーBOX@は250ccでは閉止します(用途は350用BST40キャブレターの負圧バルブ吸入口につなぎます)
Aその通りです。 エンジンブリーザーAエアタンク後方Aをつなぎます。 ブリーザージェットは必ず入れてください。
B三叉でつないだ試しなし。 無難はブリーザータンク左細Bを閉止。(理由:エンジンブリーザーからの噴出量が多く、
  バイパスの目的がオイルタンクの圧抜き、ヘッドの圧抜きを目的としたものにならない) 250cc純正の接続に戻す。
  ブリーザータンクAオイルタンクBを接続 三叉にする場合透明ホースでテストしたほうが良いですね。
C通常開放です。 転倒時にガソリンが漏れますのでホースを差込キャッチタンクを設置するか車体下にホースを引っ張るのも
  ありです。 エンジン熱でビニールホースはすぐに硬化する可能性あり。耐熱要
Dその通りです。 キャブレター左面Dフューエルコックを接続します。キャブレター側にはフィルターが入ります
EエアクリーナーBoxEブリーザータンク@につなぎます。
Fその通りです。 ドレーンホースは長年のオイルや水分が沈殿しているため、エンドキャップを外し清掃します。
H21.8.21
今回、お客さまの車両で行ってみました。
若干、上と異なりますが、この方がよいでしょう。

関連リンク
パワーフィルター K&N
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