DRクランクケース

デュアルパーパスとはいえDR350とDR250S(SL/SH/SM/SHM/SN)はオフロードを主体に設計されている。 そこが色濃く出ているのがこの部分です。 高速走行より、瞬発的なトルクが必要ならはずみ車を軽量化できる。 当然、摩擦抵抗の大きい舗装道路を走ることを考慮しフライホイールマグネトーはある程度の重さがある。 しかし、フライホイルマグネトーが入るスペースしかない。 高速走行を行えるダートトラック・ロード仕様にするためクランクにフライホイルを付けたいところだがDR350とDR250S(SL/SH/SM/SHM/SN)のマグネットカバーの容積が小さいのでGoose350のスタータークラッチフライホイールを流用できない。 そうなると比重の重い金属(ボルトとか)をカウンターウエイトなどに埋め込むなどを検討するが配置バランスが難しい。 レーシングチームを持つショップなどに相談した方が良いだろう。
セル式及びセル付キック式のDR250S(SHEM/SHEN/SEP)はクランクケースがGoose250・350と同じと考えてよい。 そのため、エンジン内のパーツもGooseに流用できる反面、このタイプのDRはGooseのパーツを組み込むことが容易である。 SHEM/SHEN/SEPモデルはGoose250と同じようにスタータークラッチにフライホイルが付いているため、それまでのモデル(SL/SH/SM/SHM/SN)に比べロード向きといえる写真はGoose350のものを使用していますがこれと同じ仕様にすることは可能です。
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