FRP修理
 10号のオーナーから購入したひどく割れたmikuni製シートカウル。 暇が出来たら直そうと考えていたが、見ての通りなかなか暇が無い。 修理を待っている方もそろそろ直しませんかと・・・・

 13号改良を片手間に修理を開始することになりました。
 手が通せるほど割れているため、裏からシートを貼り付けるか?と考えたが切断面を綺麗に合わせてみると2種類のパテで直した方が片側が重くならなくて良いのではないかと感じた。
 ホルツのグラスファイバー入り補修用パテで切断面をつなぎ、エポックの仕上げ用ポリパテで切断面に盛り乾燥させ、耐水ペーパーで平面をだす。
割れた部分の形成はできた。 ミクニのシートにはゼッケンのベースは無く、以前のオーナーがマスキングし、缶スプレーなどで塗装したと思われる。 ラッカー系なので上からウレタンを塗るとひび割れたりする恐れがあるためやすりで小まめに削りとる。 (金属ならラッカー系は市販の剥離剤で簡単に取れるだろうがFRPにかけると変形の原因となる) 全部剥がすのにちょっと時間が掛かりますが綺麗な仕上げのためです。
地味な作業ですがラッカー系の塗料を剥がした後の平面だしを全面に行います。 何回かに分けてサフェーサを吹いて、耐水ペーパーで磨き、ハッコーヒーターで熱し、乾燥の繰り返し。 平面を滑らかにします。 見た目にはもう平らですが触ると凹凸が判りますのでもう少しですね。
ここまでにサフェーサ3回吹きなおして、ブラックを2回・クリアー1回…乾燥中。 なんとか、らしくなりましたね。 
もう一回、クリアーを吹いてポリッシャーをかけた状態。 腕と照明が写っていますね。  この頁としてはこれで終わりとしましょう。
購入希望者から
「カウルの出来映えはどんな具合ですか?HP連絡下さい。」と連絡がありました。

kamo:こんなです(笑)

かも号のRSシート修理の時

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