油冷エンジンのオイルの流れを把握する  


オイルの流れはだいたい頭に入っていたのだけれど、長く行っていると部分的にグレーゾーンが出てくる。図面で残すことで忘れてしまう
クラッチ側のクランクケースを「A」とします マグネット側のクランクケースを「B]とします クラッチカバーを「C」とします

搬送用ルートを確認する


上のトルコイドポンプが搬送用、左上図の@の内側に入っています。 ストレーナーから吸い上げたオイルをこのポンプで@へ配出している。
上図がストレーナーで@が搬送用ポンプ出口 下にあるステー内に潤滑用ポンプがある

オイルポンプから上図@へ出て行きます。 左上図@を出たオイルはオイルクーラー「6」を通し、「2」オイルタンクへ。
さらにオイルタンク「8」から「7」へ行き潤滑用ポンプへ

潤滑用ルートを確認する


Eはプラグで閉じられています。
オイルタンク「8」から「7」へ吸い上げ
られたオイルはBへ。
BからCへ入り C潤滑用ポンプ入り口へ入りDへ出る

オイルポンプDからFへ抜け、クラッチカバー
のオイルフィルターへ
F〜Gの間にヨシムラ製など油温センサー
が入る訳です。 Gからオイルフィルターを
通してHへ。 HからQクランクシャフトと
HからMオイル配管・HからR
RからSへ
SからシリンダーI・Jへ

HからシリンダーI・Jとオイル配管Mへ。
K・Lはクランク側に油道なし(ネジ穴のみ)
シリンダーはストレートに穴が開いている
だけだ。
JからL・Nへ向けて流れオイルタンク「4」
から「3」へ流れる。Lにピンが入れば
シリンダー側には流れない。
250ccはピンが無く。350ccとDR250Sには
ピンがある。 ピンが無ければNへの油道が
広く取れる。
KからシリンダヘッドカバーPへ抜けシリンダー
ヘッドカバーへ。
Pから上図左上穴へ入り、タペット
シャフト他から噴射。シリンダーヘッド
のシリンダー真上はドーム上になって
おり、シリンダー周辺の三角穴やカム
チェーンのスペースからオイルを落とす。
オイル配管MからNへ。NからOへ 上図Oはキャップ状態となっており、この
先無い。O配管下側からオイルが噴射し
ミッションの潤滑を行っている。
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