パーツカタログ 350:FIG.21,250:FIG.21
No. | 部品番号 | 部品番号変更 | 250用 | 350用 | 部品名 | 在庫場所 | 備考 |
7 | 32800-24B00 | 32800-24B10 | ● | ● | レクチファイヤ | - | - |
8 | 02112-06166 | - | ● | ● | スクリュ | - | プラスM6 |
18 | 47410-47D00 | - | ● | ● | ホルダ,エレクトリックパーツライト | - | - |
レギュレーター(レギュレートレクチファイア)が不良であればバッテリー(Batt)があがりやすくなります。 Battは頻度により交換する消耗品ですが、「交換してもすぐにBattがあがってしまった。」という場合。 漏電及びレギュレーターの不良が考えられます。 サービスマニュアルの抵抗値は“数値は参考値です”と書かれている通り個体差があります。(下の@〜Dは正常に使えるものですが個体差がありますね。)
<レギュレータ故障によるお客さまのコメント> 異常初期はバッテリーが「あっ」というまに上がってしまい、次第次第に電圧以上が進み、テスターチェックでパンク確認済みです。 ついに本日、押し掛けでも走行が怪しくになりました。 |
レギュレター周辺の簡単なテスト方法
まず、簡単な方法で故障点を絞り込みます。(純正車の計測値です) |
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まず、エンジンが止まった状態でバッテリーにテスターをつなぎます。 | |
次にエンジンをかけます。 アイドリング状態にします。(ウインカー・ブレーキランプは付かない状態・ヘッドライトはLo) 電圧が上がれば、ジェネレーターで発電された電圧が並列でつながり加圧された状態になります。 逆に電圧が徐々に下がるならレギュレターかハーネスに異常がありそうだということになります。 |
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参考:バッテリーをエンジンをかけて充電する場合、走っているときより、アイドリング時の方が効率用充電される。 |
初期のGooseと後期のGooseでは物が違う。(オレンジ配線が増えてます。)
- | 品番 |
250のレギュレター | 32800-24B00 |
初期350のレギュレター | 32800-24B00 |
2期以降350のレギュレター | 32800-24B01 |
テスターチェック判定(サービスマニュアル値:1kΩレンジ/@/A:初期型/B/C/D)@〜Dデジタルテスタ計測 (レンジなし) 単位=kΩ ・ M:MΩ
一番下の数値はCDIが故障した車両のレギュレターでお客さまから情報を貰ったもの。 |
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-\+ | 黒白 | 黄 | 黄 | 黄 | 赤 | 橙黒 | -/+ |
黒白 | - | 3.0
5.0M 5.9M 1.6M 6.0M 3.0M - |
3.0
5.2M 4.7M 1.8M 6.3M 6.0M - |
3.0
5.0M 5.4M 1.5M 6.2M 1.2M - |
7.5
7.5M 9.1M 9.5M 10M 11M - |
4.5
28.7 - 35.5 30.6 36.6 25.2 |
黒白 |
黄 | OFF
OFF OFF OFF OFF OFF 7M |
- | OFF
OFF OFF OFF OFF OFF - |
OFF
OFF OFF OFF OFF OFF - |
3.0
5.0M 3.0M 0.8M 6.3M 6.2M - |
OFF
OFF OFF OFF OFF OFF 7M |
黄 |
黄 | OFF
OFF OFF OFF OFF OFF 7.41M |
OFF
OFF OFF OFF OFF OFF - |
- | OFF
OFF OFF OFF OFF OFF - |
3.0
5.1M 4.9M 0.9M 6.2M 6.2M - |
OFF
OFF OFF OFF OFF OFF 7.45M |
黄 |
黄 | OFF
OFF OFF OFF OFF OFF 7M |
OFF
OFF OFF OFF OFF OFF - |
OFF
OFF OFF OFF OFF OFF - |
- | 3.0
5.1M 5.4M 0.9M 6.7M 6.1M - |
OFF
OFF OFF OFF OFF OFF 7.79M |
黄 |
赤 | OFF
OFF OFF OFF OFF OFF 10.8M |
OFF
OFF OFF OFF OFF OFF 7.16M |
OFF
OFF OFF OFF OFF OFF 8.07M |
OFF
OFF OFF OFF OFF OFF 7.26M |
- | OFF
OFF OFF OFF OFF OFF 108M |
赤 |
橙黒 | 20〜30
28.7 - 23.5 30.6 36.6 25.2 |
40
4.2M - 5.6M 2.8M 4.0M 無反応 |
40
4.2M - 5.7M 1.0M 4.2M 無反応 |
40
1.0M - 6.0M 6.0M 4.6M 無反応 |
60
7.6M - 7.9M 11M 9.8M 無反応 |
- | 橙黒 |
初期型は橙黒線なし |
レギュレター不良と思われる方へ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ステーター故障が原因でレギュレターも壊れたと思われる事例 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Q1:レギュレーターを外そうとしたのですがシートカウルのネジが完全にバカになっていてグラインダーで削っていたら向かいの家の人に怒鳴られてしまいました。 夢中になっていて忘れてました。今は深夜なのでした。 物理的な衝撃でステーターが壊れたという事例はありますでしょうか? 先月末、接触事故でエンセキに接触した際ジェネレーターケースを強打しました。 A1:大変でしたね。 実は比較的、簡単に取る方法があるのです。 レギュレーターの+ネジはTレンチでも緩まないものがあるため、あえてそこは外さず、ステーから外してしまうのです。 狭いスペースですがスパナは入りますよ。12ポイントのメガネレンチがあるとすんなり外せますよ。 わたしも夢中になると同じことしてますよ(笑) さて、物理的な衝撃でステーターは壊れるか?と言うことですが、エンジン停止中の立ちごけより、エンジン始動時の場合のほうが考えやすいですね。 結局、三相誘導巻線ですから、例えばエンジン始動中にジェネレーターケースを強打し、ケースに固定してあるステーターが瞬間ずれたとする。三相のうち2相はマグネットに近づき、その他1相は離れる。 慣性で戻るだろうがヒットした瞬間均等であるはずの三相誘導電圧にずれが生じるわけだ。 単相に多くの電流が乗り回路を破壊するなんてこと単純に考えられます。 Q2:レギュレーター測定しました。(MΩ)
A2:見事ですね! ダイオードが意味をなしていない・・・。 整流出来ていませんね。 |
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Q1:主要な電装パーツの抵抗値を計りましたのでお送りします。 なにか足りなかったらお教え下さい。 (単位 × 1kΩレンジ)
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エンジンのかかりが悪いと聞いて、kamoshopで預かった車両なのですが、少し前からバッテリーがあがるというので電装系も見てみたらレギュレターが不良でした。
他にもおかしな物を確認した。
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