二次エアーチェック 


環境エンジンにおいてセカンダリーエアーというと排ガス(CO・HC)を再燃焼させるために投入する空気を指す場合もあるが、
Gooseも生産後10年以上経っており、経年劣化も実際に起きてきている。 そこで今回は昔からいう二次エアーといった内容を話したい。

一次エアーとは大気から正常なルートでエンジン内に吸入される空気の流れ(エアクリーナー〜キャブ〜エンジンといった)
それに対してエアクリーナー=>キャブ間、キャブ=>エンジン間、大気=>エンジン間で吸入される予定外の空気の流れをここでは2次エアーという。

2次エアーは余分な空気を吸う分混合気が薄くなり以下の症状を招く
・エンジンがかかりにくくなる
・少しオーバーヒート気味になる
・アクセルのツキが少し遅くなる

排気側と一緒で吸入側も正圧・負圧はかかり、2次エアーを吸う場所で混合気が漏れ出している場合がある。(シミが出来ている)また、そこだけ
埃が吸い込まれていたりする。

2次エアーを調べる方法はエンジン始動時の負圧を利用する。 手で気流を確認するのが難しい場合、スポイドにガソリンを吸わせ、怪しいところに垂らす。
吸い込めば2次エアー原因箇所発見となる。

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