サイドカバー


パーツカタログ 350:FIG.35,250:FIG.35,スペシャルエディション:FIG.3

No. 部品番号 部品番号変更 250用 350用 部品名 在庫場所 備考
1-1 47111-47D10-1PE - カバー,フレーム,ライト - FOR 1LP
1-2 47111-47D10-28C - - カバー,フレーム,ライト(グレー) - FOR 0NH,20H
1S 47111-47D20 - - カバー,フレーム,ライト - FOR スペシャルエディション
2-1 47211-47D10-1PE - カバー,フレーム,レフト - FOR 1LP
2-2 47211-47D10-28C - - カバー,フレーム,レフト(グレー) - FOR 0NH,20H
2S 47211-47D20 - - カバー,フレーム,レフト - FOR スペシャルエディション
3 47161-10D00 - プロテクタ,フレームカバー - -
3S 47131-47D10-Y7L - - カバー,フレーム,No.2,ライト - スペシャルエディション
4 94433-26B00 - クッション - -
4S 47231-47D10-Y7L - - カバー,フレーム,No.2,レフト - スペシャルエディション
5 09139-06030 - スクリュ6×16 - -
6 09169-06064 - ワッシャ,6.8×19.0×6.5 - -
7 09320-20004 - クッション - -
8 09139-06027 - スクリュ6×12 - -
9 09320-06016 - クッション - -
10 09169-05021 - ワッシャ,5×14×1 - フランジM5W
11 02142-05164 - スクリュ - M5
12 47310-47D00 - ブラケット,フレームカバー,ライト - -
13 47320-47D00 - ブラケット,フレームカバー,レフト - -
14 01107-06205 - ボルト - M6
15 08321-21064 - ロックワッシャ - M6SW
16 08322-21064 - ワッシャ - M6W
17 47131-47D00 - カバー,フレーム,No.2,ライト - -
18 47231-47D00 - カバー,フレーム,No.2,レフト - -
19 08319-21066 - ナット - M6UNT
20 08322-01063 - ワッシャ - M6W

グースの名前の由来であるマン島のグースネックコーナーをデザインに取り入れたというのは有名な話ですね。 
250ccのボルトもステーも含めた片側の重さが338g(両方で676g)、350ccではアルミのプレートが付くためさらに若干重くなる。 多数のオーナーはこのサイドカバーを外しているが、ハーネスのコネクターがむき出しとなるためそれぞれ工夫している。(例えばバンティッドのブーツ,ワイヤリングハーネスを使って見るとか)
ボルトサイズ
No. サイズ 形状と重さ
1 6×20 ステントラス6g
2 6×20 ステントラス6g
3 6×12 ステントラス5g
4 5×15 鋼7g
5 6×10
6 6×10
7 6×10
8 6×10
ボルトショップでステンボルト販売

左右あり(78も同様)

WMプロダクションチームWM PRODUCTION TEAM | Wellington (wmpdt.co.jp)
Goose用としてちゃんと販売されていたのです。 ただ、アルミの三角板に穴を開けただけのものですけどね。
結束バンドを穴に通してフレームに固定するのですが意外と外す事がサイドカバーあるため、その度に
結束バンドを切る。 後先考えない商品ですね。 ただ、加工すれば機能的にはなります。
これくらいは考えて欲しい商品でした。

軽量サイドカバー作成 
STDのサイドカバーは 厚手のABS素材で出来ており、重い。サイドからの吸入も遮断状態になる。 放熱面・キャブの吸気面を考えても良い効果はない。 マン島のグースネックコーナーをデザインしたと聞くが判るのはマニアックなかただけ。 それが判るとサイドカバーを外すのだが配線がむき出しになりデザインを損なう。 そこで代用の軽量で効果のあるサイドカバーが欲しくなるのだが。 社外品はアルミ削りだしのただの板・・・重さも知れている。
かも1号機から塗装を何度も塗り替え使っているサイドカバー
2枚で110gと軽い。
上は電装系のレイアウトを変えてあるかも号用であり、ノーマルのレイアウトではメインヒューズBoxがあたり付けられない。 お客さまから作成依頼があり、デザインを変更し13号に試作品を付けてみた。
カーボン板(厚み:0.5mm)¥5040-
鉢底ネット20*30cm\105+ボンド\30+,クランプ*6本\260+塩ビ Uパッキン1mm*2m\286+工賃(3時間/800円)\2400
合計¥8121-
2枚セットで60g
試作からFRPでつくり艶あり黒で塗装の依頼品を作成。 予算は1万円以下。 剛性をもたせるためかも号と同じ厚みのFRPを使用する。 実はカーボンより手間はかけています。 サフェーサ→水研き→ウレタン黒→水研き→ウレタン黒→水研き→クリアー→水研き→クリアー→水研き→組上げ→超極細コンパウンドポリッシャー→超微粒子コンパウンドポリッシャー

改良効果があり2枚で93gとフレーム傷防止のクリアモール(塩ビ Uパッキン)を付けてもかも号より軽くできた。 結果的に作成した意味はあった。
FRP板 1.0*200*330\2100-,塩ビ Uパッキン1mm*2m\286-,鉢底ネット20*30cm\105-,ボンド\30-,サフェーサースペリオ\300-,ウレタン(クロ)スペリオ\500-,クリアースペリオ\300-,耐水ペーパーヤスリ#1000\20-,耐水ペーパーヤスリ#1500\20-,クランプ*6本\260-,工賃(3時間/800円)でいいや\2400-,他はサービス 合計¥6321-
しかし、本来の塗料代(硬化剤との比率からあまり少ない量は塗料が作れないため、こんな価格はありえない)と工賃を請求すればカーボンタイプの価格を越えること間違いなし。 お客さまがそれでも色付が良いと言って頂かないかぎり作らないんじゃないかな? ある意味貴重。

今回のお客さまのは右のサイドカバー側からリアサス(VJ22A)の減衰付サブタンク用ホースが出ることから右側だけ穴が開いています。
以前から買ってあったが用途が無く使わなかった穴あけパンチ。 目的は軽金属ようだが薄いカーボンも綺麗に穴が開くなかなかの優れものでした。

エアクリーナーボックスそのままでもサイドカバーは
ボルト2点止めにする方法を考えた。
カバーだけならボルト1本で止め。キャップスクリュー
のヘッドは貫通させ回り止めに使う。

STD形状カーボンサイドカバー
一番上はe-project製のカーボンタイプは178g(片方ゴム、ボルトなし)
真ん中のは250cc純正、350ccのとの違いはカバー,フレーム,No.2が無いこと
一番下が350cc純正タイプ。スペシャルエディションではカーボン風プリントがされています。

V字型アルミサイドカバー
軽量サイドカバーでは、ヒューズボックスの蓋が表に出ていたが、それも隠すタイプとしてV字型のアルミカバーを作成した。 FCR+K&Nフィルター用として51Φと41Φの穴を開けた。

固定はエアークリーナーボックスの固定端に円筒のカラーを作成し固定、純正の取り外し可能なタイラップで止めた。
V字型アルミサイドカバー2
アルミのベンダー及びローラーはあるのだが、加工物が長いため、鉄平板に挟みシャコ万で両脇を挟み、中央を万力に挟んで曲げる。 
BST+エアクリーナータイプは中が見えないようにした。
エアクリーナー固定ボルトをサイドカバーの外側から固定
するため、ボルトもアルミで製作。 1点止めでは固定出来ない
ため、前後にレバーを付けた。
V字型アルミサイドカバー3
3個のサイドカバーの注文が入った。
実は今までサイドカバーは修理の依頼時にお客さま
からの依頼により制作するものだったので同じデザインに
するのか迷った。

サイドカバー本体は型紙を作っておいたのでお客さまの
要望によりスリッドや丸穴を開ければ済むのだが、
問題は固定端。 できるならタイラップは使いたくない。
前回、抑えだけだったアームを固定端にしてはどうかと
手探りで切り出してみた。
実はアーム部は厚いアルミ板から切り出している。
手で曲がるものでないから万力に挟み1mmずつ
曲げてはGooseフレームにボルト固定、外して、また、
1mm曲げるという手間のかかる作業なのです。
右側デザインがこんな感じ・・・後ろのアームが短く、
サイドカバーの固定が難しいため作り直し
後ろのアームも厚いアルミ板を使うため90度に曲げる
のは困難で内溝を3本掘ることで解決。
ただ、1本は溝が深かったせいか90度に曲げたとき
ひび割れてしまった。
試作アームが完成した
型紙を作る
左右、曲げと穴あけ完了

アームはこの後磨いて、固定角度微調整して完了
要望で一つは横スリッド3本入れることとなっていた
フライスで6mmの横穴を開けるのはフライス盤を使えば
いいと考えていたが回転台+バイスに固定するには
固定穴があっても長すぎるためいろいろ考え、結果成功
下のが木材にM6のタッピングビス固定
もう一つの要望は以前の依頼品に似たデザインを
要望されたので、ボール盤で大型の金属用ホルソー
を用い穴あけ
1つはオーソドックスに

今度は右側を作るって磨けば完成
エアークリーナーBOXステーの穴も利用するため、
22mmのカラーを作る
バンドソーで削るときと、曲げ加工中どうしても表面に
傷が出てしまう。

それをひたすら平やすり等で磨いていたがカバーは薄いし
アングルは変形で磨きずらいため、ベルトサンダーを使用
したが、アームを磨いている間に1本切れた。 回転式の
ディスクサンダーのポリッシャーを3枚ほど購入し磨いた。
これでも限界があった。
3種類が こんな感じでできた。
ボルト、ナットを選び、後は価格検討
液体と半ねりのポリッシャーで磨く
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