スターターRy,SW故障 


お客さんステーターコイルによる故障が多いと聞いていたので、遠出したときに壊れても困るので新品にしてみようと思い、新品のステーターコイルに交換したのですが、始動してみると、うんともすんとも言わなくなりました。  灯火類はすべて点灯するのですが、バッテリー下のリレーがカチカチ言わなくなりました。リアの10Aと右カバー内の25Aのヒューズは大丈夫のようです。  そして、別のグース350にステーターコイルをカバーごと移したところ正常に動きました。  原因がさっぱりわからないのですが、何が考えられるかお教え願います。よろしくお願いします。
kamo質問をします。
@問題なく走れていたのだが自分で作業をしたことを切欠にエンジンが始動しなくなった?
Aスターターギア・それらのワッシャー類の組間違いは.ないですか?
Partsのページ下表FIG.6スターターギア参照
Bローターは正しく組まれていますか?
FIG.20マグネット及びサービスマニュアル参照
Cコイル関係のハーネス及び他取り外し時に切り離した電源系など接続はしましたか?
Dマグネットカバーの正面にヘキサゴン#10キャップがあるので抜いてクランクシャフトを
回すとやたらと重いなどないですか?
最悪、修理依頼があれば出張修理もします。 その時は住所とあわせやすい曜日など
教えてください。 協力いたします
お客さん回答遅くなりすいません。
結論としては壊れていたのはスターターリレーでした。
別の車体から取り外して動くようになりました。
ただ、壊れる原因が見あたりません。
再発の恐れもあるのでもし何か考えられる原因があれば教えていただけますでしょうか?
以下はご質問に対する私の回答です。
@はい。直前まで動いていました。
A知り合いに指摘されなおしましたが、その前から動かなくなりました。
Bカバーの所しか触っておりません。
C接続は間違いありません。
D多分正常に動きます。
kamoステーター交換時にたまたまスターターリレーが壊れたということでした。 対策となるかもしれないと考え以下に書きます。

テスト中の車体が突然、エンジンがかからなくなった事例
走行テストのためPITを出てすぐのコンビニ前の交差点でスローセッティングが不安定だったのでエンジンSTOP、スターターのボタンを押すもスターターリレーの励磁の音すらしない。 ヒューズを確認したが見た目で切れているものは無い。 ここで考えられるのはスイッチ・ハーネス・ヒューズ・スターターリレーとなる。 スイッチ類の接触抵抗が高いと考えリレーから確認する
 純正はバッテリーの下に固定されている
コイル励磁側の端子を少し浮かしテスター当たった。 (バッテリーは12.4V)
ON 8.9V
OFF 0.01mV
本当は安定化電源で動作限界電圧を調べた方が良いのだろうが残念ながら持っていない。
スターターリレーの異常の有無の前に問題がありそうだ。
スターターリレーに異常が無いかはまだ判定出来ていないので外した。
手前の細い端子が励磁コイルにつながりSWを吸引する。故障をするとすればニクロム線が
中で焼ききれているか、表側の端子が汚れ接触抵抗が落ちている可能性が高い。
奥側のM10ナットで固定する端子でクランクを回すモーターに多めの電流を流す端子側はあまり
異常はない。汚れからプラス端子からアースに落ち地絡し、ヒューズが切れるなどがあるかもしれない
と考える程度だ(今のところ事例は無い)

カバーの内側を見て判るとおり汚れは入っている。 固定位置が良いとは思えない
安定化電源代わりにバッテリーの充電器でコイルを励磁し、テスターで計測
「カチカチッ」と音を立て、抵抗値は0.02Ω(励磁接点:M6ナット側)程度を指した

コイルは異常はない

サービスマニュアルには励磁コイルギボシ間抵抗しか書かれていない
スターターRy抵抗値
サービスマニュアル値 3.5〜5Ω
接触抵抗が下がっている原因として怪しまれるのがスターターSW
ハーネスで計測すると1MΩとなったり、強く押した時0.02Ωとなったりする。
端子代もだいぶ汚れているのが目で見てわかった
キルスイッチを分解清掃する
スタータースイッチも分解した時、端子の面がだいぶ荒れているのを発見。 研磨し仮組みしたところスターターが回った。

バッテリーが疑われる故障事例
Q1スターターリレーの件ですが、細いリードのみつなげているときはカチカチ音がして、テスターで導通が確認できるのですが、太いほうのリードもつなぐとカチカチの音が弱弱しくなり、エンジンはかからず、導通も確認できません。
これはリレーの故障と考えてよいのでしょうか? ちなみに車のジャンパー線でバッテリーをセルモーターに直結させるとセルモーターは動きました。
A1スターターRyは励磁接点で12V以上をギボシの小さい端子にかけると 電磁石で接点がONとなります。 ONとなった時のみ10mmナットの端子で大きい負荷を動かす為大電流を流します。  ここではバッテリーからダイレクトにエンジンについているモータで負圧のかかるクランクケースを回す行為です。 構造が判っていないとテスターをあてても意味が無いですよ。  バッテリー自体の力は無いのでは? モーターと言う負荷をつないだ瞬間に励磁突入電流が流れる為、バッテリーの負担は大きい。 スターターを回した瞬間にバッテリー電圧が急に下がっているのでは?  バッテリーは3年もてばいいほうです。 交換しましたか?  励磁できてスイッチが入れば正常。 上の事からスイッチは正常でしょう。 バッテリの放電が速いのは交換時期です。 電極が汚れ充電する力も下がっているでしょう。
Q2リレーの件はバッテリーを交換してやってみようかと思いますが、車のバッテリーとジャンパー線で繋げてやってもよろしいのでしょうか?
A2バッテリーにも色々書いておますが、結局、そのバッテリーの回復力にかかっているのです。 新品のバッテリーを放電した時すぐに充電すれば、充電速度も速く、放電速度は遅いので、車のバッテリーから充電するのも良いでしょう。
中古車でバッテリーが何時の物か、あがりやすい状態(電極に不純物がたまり充電する力が弱まる)なのか判らないなら交換したほうが良いでしょう。
充電してもすぐ上がっては出先でエンジンがかからず困ることが来るでしょう。
お客さま本日、スタータを回したらリレーがONになったままになりスタータが回り続ける状態になってしまいスタータリレーが欲しいのですが在庫はありますか?
kamoおー、すごいことになってますね。 スターターSWですね。 見積もりします。 1つ確認です。 ハンドルSWのO/Hをして清掃してみました? そこも気になるね。 故障解析しますので詳しい状況がわかれば報告ください。 他の原因がないかアドバイスできるかも? また、ほかのGooseオーナーさんへも役立ちます。
お客さま以前にも同じことになってs/wも疑ったのですがキーをOFFの位置にしても回り続けてるのでリレーを変えたら治ったので今回もギボシを抜いてリレーのボルト間を計ったら動通してたのでリレーの故障みたいです。
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