ヨシムラ TITAN CYCLONE with D.S.C Silencer


注意事項
危険:エンジンを始動する際は、換気の良い場所で行なうこと。(排気ガスにより、一酸化炭素中毒になる恐れがあります。)
危険:エンジン始動時は、排気口を覗いたり、排気口に手を出したりしないこと。(排気ガス中に含まれるグラスウール等が目や手などに刺さる恐れがあります。)
危険:エンジン停止時(直前)に空ぶかしをして止めた場合、マフラー内部にマフラー内部に未燃焼ガスが溜まり、着荷してテールエンドより穂脳を発する場合があります。テールエンドの先には引火しやすい物が無いことを確認してからエンジンを停止してください。(発火した炎により引火し、爆発や火災が発生する恐れがあります。)

メンテナンス
マフラーが砂や泥で汚れてしまった場合は、マフラーが冷えてから水洗い等で汚れを落として下さい。 定期的に増締めを行い、マフラー各部を点検して下さい。 また転倒などによる破損がある場合には、ヨシムラジャパンに連絡の上、破損部分の交換等を行なって下さい。 製品に加工、改造などは絶対に行なわないで下さい。 それらの場合、修理、苦情等一切責任を負いかねます。

JMCA認定マフラーについて
ヨシムラサイクロンは、全機種JMCAの認定を受けております。 「JMCA認定マフラー」とは、「財団法人 日本車両検査協会」「ドイツTU’F]など公的機関の厳密な騒音検査により、「JMCA騒音自主基準値」をクリアしたことが証明されています。 しかも「近接排気騒音」に加えて経年変化を想定した「仮定使用状況の接近排気騒音」を測定し、万全を期しています。 また、JMCA認定マフラーは、スタンダードマフラーと同様に車検を受験することが出来ます。
125cc以上の場合 法的基準値 JMCA騒音自主認定基準 チタンサイクロン
Goose350
近接排気騒音 99ホーン以下 99dB以下 95db
仮定使用状況近接排気騒音 - 99dB以下 99db

取付方法
1)SET内容を確認してください
2)フレームを損傷しないように注意しながら、スタンダードマフラーを取り外して下さい。
3)スタンダードのタンデムステッププレートを左右とも取り外して下さい。 この時、タンデムステッププレートからタンデムステップを左右とも取外して下さい。
4)付属のタンデムステッププレートR/LをボタンボルトM8×20を使用して規定トルク(250kg・cm)で締付けます。次に、3)で取り外したタンデムステップをスタンダードの位置を基準として取り付け規定トルク(250kg・cm)で締付けて下さい。
注意:規定トルクを守ってください。(ボルトの破損、脱落の原因となります)
5)全てのマフラースプリングに、スプリングインナーチューブを入れてください。尚、スプリングに入れた状態では、インナーチューブがスプリングから多少はみ出しますが、マフラーに装着した状態でスプリングが伸びて隠れますので問題ありません。
(参考)インナーチューブを入れるとき、チューブを回転させると入れやすくなります。(kamoshopでの事象:ただし、Gooseの場合、排熱温度が高く、チューブが解けて曲がります。)
6)エキゾーストガスケットを付属のエキゾーストガスケットと交換し、エキゾーストパイプをエンジンに合わせて差し込み、スタンダードのキャップボルトを使用して仮締めします。
7)テールパイプをエキゾーストパイプに差し込み、テールパイプステーを車両のマフラーブラケットの裏側に合わせ、スタンダードボルト、ワッシャ、ナットで仮締めします。
8)テールパイプにサイレンサーを差し込み、インナーチューブ入りのマフラースプリングをエキゾーストパイプとテールパイプに、テールパイプとサイレンサーに取り付けワイヤーロックを行なって下さい。
注意:スプリングを取付ける際は、スプリングが工具から外れないように、充分注意して下さい。(怪我をする恐れがあります。)
9)サイレンサーにサイレンサーバンドを通して、ボタンヘッドM8×35、ボルト用サラバネM8、殻L5、フランジナットM8を使用して締付けたタンデムステップRのマフラーブラケットの表側に合わせて仮締めします。 この時、サイレンサーバンドに表示してあるヨシムラのロゴが車体外側になるように装着して下さい。 また、アルミサイレンサーを装着する場合は、付属する場合は、ワッシャM10は使用して下さい。 また、カーボンカバー仕様にはワッシャM10は使用しません。 また、チタンカバー仕様にはワッシャM10は、入っていません。
注意:カーボン仕様に、ワッシャM10を使用しないで下さい。
(サイレンサーの締付けが弱まり、サイレンサーが破損、脱落する恐れがあります。)
10)排気漏れがないように、フランジ部のボルトを規定トルク(230kg・cm)で均等に締付けた後、マフラーステー部のボルトを規定トルク(230kg・cm)で締め付けて下さい。
注意:規定トルクを守ってください。(ボルトの破損、脱落の原因となります)
11)サイレンサーバンド部のボルトを規定トルク(280kg・cm)で締め付けて下さい。
注意:規定トルクを守ってください。(ボルトの破損、脱落の原因となります)
12)エキゾーストパイプとオイルクーラー、エンジン等が、テールパイプ、サイレンサーとフレーム、スイングアーム等が干渉していないことを確認してください。 干渉している場合は締め付けたボルトを一度締めて干渉しないよう調整して下さい。
13)よく脱脂してから、暖機運転を行ない排気漏れがないことを確認し、エンジンが完全に冷えてから各ボルトの増し締めを行なって下さい。また、走行中にアフターファイヤーが鳴る場合は、サイレンサーの差し込み部に毛期待ガスケット等を塗って下さい。
マフラーが車体と干渉したままエンジン始動や走行を行なうと、火災や転倒など事故の原因となりますので、マフラーが干渉していないことを十分確認してから使用してください。

キャブレター内のパイロットジェットの交換
キャブレター内のパイロットジェット#42.5を付属のパイロットジェット#47.5に交換して下さい。
危険:
・火気等の近くで作業は行なわない。
・換気の良い場所で作業を行うこと。
注意:
・必ずパイロットジェットの交換を行なって下さい。(パイロットジェットを交換しないで走行するとアフターファイヤーが鳴る恐れがあります。)
・分解時、部品を落とさないよう注意して下さい。
※キャブレターの取り外し、及び組み付け,パイロットジェットの交換は、“SUZUKI純正サービスマニュアル”を参考にして作業を行って下さい。
1)フレームカバーとタンクを取り外して下さい。
2)キャブレター締め付けスクリュウを緩めキャブレターを取り外して下さい。
(参考):エアクリーナー締め付けスクリュウを外してエアクリーナーを後方に移動させておくと容易にキャブレターを外しことができます。
3)ドレーンから残留するガソリンを抜き、フロートチャンバーボディーを取り外して下さい。
注意:必ずガソリンを抜いてからフロートチャンバーボディーを取外して下さい。(引火、爆発の原因になります。)
4)フロートを取外して下さい。
注意:フロートは傷つきやすいので、注意して取り扱って下さい。(セッティング不良の原因になります。)
5)スタンダードパイロットジェット(PJ)#42.5を付属のパイロットジェットに交換し、パイロットスクリュー(PS)を締め込んだ位置から3回転戻して下さい。
注意:ジェット類は傷つきやすいので、注意して取り扱って下さい。(セッティング不良の原因になります。)
6)キャブレターを車両に組み付けて下さい。
注意:規定トルクを守ってください。(ボルトの破損、脱落の原因となります)
7)1)で取り外したタンクとフレームカバーを車両に組み付けて下さい。
注意:規定トルクを守ってください。(ボルトの破損、脱落の原因となります)

関連リンク
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