ガス欠のようにエンジンが止まってしまいました


(お客様から頂いた情報です)
先日峠道を走行中突然ガス欠のようにエンジンが止まってしまいました。
最初はプラグかぶり等を疑ったのですが、プラグを見ても異常は無かったのですが火が飛んでいなかったので電装系故障と判断いたしました。
点火系をたどり、イグニッションコイルから順に抵抗を調べたのですがCDIとステーターコイルに異常値が見受けられました。
幸い友人がグースに乗っていたのでCDIを貸してもらったのですが、その走行可能なグースから取り出したCDIも異常値を示しました。
しかし私のCDIと異常なところが同じであったので「こういうものだ」と判断しステーターコイルが原因と判断致しました。
早速部品注文し取り付けたところ火花が飛び無事に修理が完了いたしました。
 
修理にあたりkamoair様のHPをおおいに参考にさせて頂きました、ありがとうございました。
 
さて、修理におきましておおいに力をお貸し頂いておいて恐縮なのですが、今度は私のグースのキャブレータセッティングに迷っております。
 前オーナーから譲り受けた時から黒煙が酷く明らかに低速が濃い感じであったので開けてみた所、以下のような状態でした。
 
メインジェット    : 130
パイロットジェット  : 40
ニードル       : ヨシムラMJN 3段目
パイロットスクリュ  : 4.5回転戻
 
給排気系の状況はK&Nパワーフィルター、ノーマルキャブレータ、ヨシムラサイクロンTCです。
 
パイロットスクリュが標準値よりだいぶ戻してあったのと、黒煙が出ていることやプラグが碍子の先端以外真っ黒だったのでまずパイロットスクリュを規定値の2.0回転戻しにしました。
黒煙は出なくなりましたが回転の上昇が速く、油温も高めだったためメイン系が薄いと判断し、メインジェットを徐々に上げていきましたが、
150番まで上げてもプラグの碍子が真っ白な状態です。ネジ内側と表面のごく先端に近いあたりはススがたまり真っ黒です。
 
そこで今度はパイロットスクリュを少し絞ってメインジェットを160程度まで上げてみようかと検討しておりますが、
ノーマルエンジンではメイン160番というのは大きすぎる気がしています、そういった前例は有りますでしょうか。
 
ボルトの各所にワイヤリング穴があけられていることから前々オーナーがサーキットで使っていた可能性が高いので、
実はボアアップされているという可能性も捨てきれないのですがシリンダをあけていないので不明です。
 
あとMJNのセッティングについてお聞きしたい事があるのですが、グースのノーマルのパイロットジェットは42.5番であるのに対して、
私のグースは40番で、kamoair様HPで紹介されている方の前例もパイロット40番という方が多いように見受けられます。
MJNを入れるとパイロットジェットを落とす必要があるのでしょうか。
 
いきなりの長文で失礼した挙句、質問ばかりで恐縮ですがお答えいただけると幸いです。
よろしくお願い致します。
42.5で良いです。 
ノーマルのPJ番手の件了解いたしました。
やはり純正よりは下がっていたのですね。
 
実は前回の故障報告後にプラグがヘッドについたまま折れてしまったので腰上をOHいたしました。リングを新品にしてピストンとバルブのカーボンをおとしてリフレッシュをしました。
 
シリンダー・ピストンはノーマルのままでしたが、現状は
 
MJ:165
PJ:40
PS:1 3/4戻し
MJN:3段目      となっています。
 
碍子色は白いですがネジ表面及び内側はキツネ色で油温も高くは無く、このまま乗っていこうと考えています。
 
このたびはわざわざご返信いただきありがとうございました。
これからも貴HPを参考にさせていただき、永くグースに乗っていきたいと思います。
またお力を借りる事もあるかもしれませんがそのときはよろしくお願い致します。

その他リンク 走行中エンジンがよく止まる
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