Q1:VJ22SPのサスを付けてみたのですが、すごく硬い印象を受けました。 イニシャルを完全に抜いていないのもありますが、それにしても硬すぎる気がします。 なので、この商品を付ければ改善しますでしょうか? また、ガンマサス用の物が生産中止なのですが、この商品でも大丈夫でしょうか?? 自分は250の方につけました。 体重60キロ前後ですが、ほぼ動きません。 また、原因と考えられる物があるのならば教えてください。 よろしくお願いします。
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A1:VJ22A自体のリアサスはGooseとほぼ長さが変わりません。
それから気になるのがお持ちになっているVJ22Aのリアサスの状態です。 ヤフーオークションなどで中古を手に入れましたか?
私の知っているVJ22Aのリアサスには固すぎて沈まない、ダンピングするなどといった現象は無かったですが本体スプリングを締め付けているプリロードは緩めた状態で別体タンクについている減衰も最弱にしてますか?
レプリカ乗りで勘違いしていた人は足周りを固めると言う意味を勘違いし、動きが重いくらいに固くしていた人もいますから初期設定がそうだといけませんので。
別の部品を使われる際は必ずそれにあったマニュアルも手に入れることが鉄則です。
設定基準が表記されていたりしますので一度それにあわせることが重要です。 バネ上の重さの比は若干Gooseの方が軽いでしょうが乗る人間の重さで大きく変わります。 オーリンズでもRGVとGOOSEのサスが共通のようにバネレートは変わりません。
ピロボールはサスペンションの代わりでなく横から掛かる力を逃がす役割を果たしております。 動きの変化は体感は出来ますがサスペンションの固い動きを軟らかく出来ません。 出来た場合はリンクベアリングが使えない状態になってます。(過去例でピロクッションレバーを組に来たお客さまのリンクベアリングが錆びてカラーが抜けないほどでした。パーツ注文までピロクッションで対応したら「凄く調子よく乗れた」という答えが帰ってきたことはあります。
また、以下のことに注意して下さい
@リアサスの上側(アルミブラケットとリアサスの間)には鉄のワッシャーが入ってますか? 無くて規定トルクで締めればまず動きは悪いでしょう
AVJ22Aのリアサスを組む前(純正Gooseのリアサス)はそんなに固くなかったのですね?
組み方が正しければVJ22Aのリアサスが疑わしいですね
B組み方に関ることですがサービスマニュアルに書かれた規定トルク値で締めていますか?
締めずぎはベアリングを傷めるばかりか動きを悪くします
C組み方に関することですがベアリングを洗浄したき仮でカラーを填め動きがスムーズであることが
確認できてからベアリングとカラーにグリスを塗り組んでいますか?
外した時に固くて叩くなどして(出来ればやめてください)ボルトを外しベアリングを傷める
場合があります。 リアフェンダーとリアタイヤの間にパンタジャッキなど挟んでバネ上加重を
なくしてから抜くべきです)
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Q2:早い対応ありがとうございます。 kamoさんがあげてくださった要因の中で、気になるものがありました。 それは@です。もしかしたら組みつけ忘れてる可能性があるので、確認してみたいと思います。 ちなみに、減衰等はすべて最弱で、規定トルクは守りました。 VJ22Aのサス事態のレートは、違わない事を知れてだけでもすごくよかったです。
kamoさんに指摘された事に注意して組みつけてみたいと思います。 忙しいなか、対応してくださってありがとうました。
また何か分からない事がありましたらお世話になると思いますが、その時はよろしくお願いします。
今リアサス周りのねじを緩めてみたら、かなり動くようになりました。 今みたところ、指摘されたとおりリアサス上部のワッシャーが無かったです。 もう一度グリスアップして組んでみたいと思います。お手数掛けました。 |
A2:了解。 多分これで修理完了でしょう。 お疲れ様でした。 故障復旧もわかるとなんでもない干渉ですぐなおりますよね。 悩んだ分、嬉しかったのでは? 今後もトラブルに頭を悩ませることがあるかもしれませんが直すことも楽しいでしょう。 またワッシャー一枚が重要にも思えるかと・・・長く乗ってやってください。 大事にしてやった分だけ返ってくるものがあると思います。 |
Q3:ありがとうございました。 ただ、引っかかる点がもう1つ出てきました。 それはリンクとアーム?(47D0と書いてある部品)をとめているボルトを、規定トルク(860〜1120?位)で締めた結果動きが渋くなっているようでした。
ここには自分の物にはワッシャーも無く、現状では650ほどのトルクを掛けています。
kamoさんに指摘された要因の他に、それも動きを悪くしている要因でした。 これはこまめにトルク管理して対処しようと思いますが、対応的には間違ってないでしょうか? 一方的に何度もお聞きして失礼かと思いますが、教えてください。 またピロボールセットなのですが、レギュレーションに見合えば購入も考えています。もしレーギュレーションに引っかからない場合は、よろしくお願いします
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A3:えーっとトルク管理は正しく締めれば何度も見る人はいませんね。 レースでマメにO/Hするのは良いですが緩めなければ緩みません
単位は間違いないですか? 現在販売されているトルクレンチは必ずN・mです。それ以外売ってはいけません。
サービスマニュアルはJIS単位系kg・cmです。 1kg・cm=0.980665N・mとなるわけだから
規定トルク(860〜1120kg・cm=843〜1143N・m)
では、間を取って993→995N・mあたりで締めようとなるわけだね。
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Q4:大体の値で910前後のトルクで締めました。 そうしたら動きが渋くなったんですよ。 ちなみに、0.98で計算しました。 |
A4:なるほど、トルクレンチの精度の問題は無いと仮定して換算値は誤りが無いようですね。
パーツカタログに書かれたように足周りの部品は組まれていますか? Gooseのサスに戻したら同じトルクで締めて解消しますか?
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Q5:GOOSEのサスの件ですが、試してはいないので今度試してみます。 サービスマニュアル通りの順番でボルトも、トルクも締めました。
VJ22Aガンマのリアサスの件なんですが、規定トルクで締めても動きが渋くなくなりました。
原因として考えられるのが、アッパー側のワッシャーが1枚しか入っていおらず、そのせいでねじれて付いていたのが原因の1つみたいでした。GOOSE250のパーツリストには、アッパー側のワッシャーが書いていなかったので困惑したのもあります。
また年式が年式な為、リアサスの稼動部分のねじれ的な物が総合的に発生していたのも原因の1つかもしれません。
簡単な事でご迷惑をおかけしました。
本当にありがとうございました。
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A5:始めに話したじゃん! ワッシャーが入っていないといけないよって! そこは何度か聞く前に見ようよ(泣) おっかしいなぁーって思っていたんだ。 良かったですね。 では、またの機会に。 |