汚れ（腐食）とステーターの組み方の間違いによる始動不能

	Battの電圧を計測。　まぁ、スターターは回る数値だ。
	しかし、充電器に繋ぐと「要充電」スターターを押した 瞬間、大きな電圧降下となりそうだ。 始めにバッテリーをチェックしたのは、エンジンが何らかの原因で 掛からなくなった時に、多くの人は諦めず、何度もセルモーターを 回すため、Battが放電してしまうからだ。　今回近かったため、 早めに対処できた。 充電している間に全ヒューズ切れなしを確認、 ステーターのパルサコイル(茶-白間）電圧確認 を実施。　異常なし。交換前のステータもバルサコイルの 異常は見られなかった。　使えるだろう。
	スパークコイル・プラグも交換したというので 対地間（ボディーアース）確認。　抵抗が大きいため ボルト・雌ネジをタップ、ダイスで腐食部を削り取った。 スパークコイル・ケーブルはテスター計測し正常だった。 組み直し、エンジン始動：予想はしていたが ここが始めの原因でない。　点火が弱くなる 原因となっていただけ。
	レギュレターやCDI他リアシート内の電装系は埃だらけ。 ブラシで大まかに埃を落とし念のため、別のCDI、レギュレター に交換。(レギュレターは充電器が接続中だったから意味が 無かった）　結果：変化なし、点火もなし まぁ、予想通りだ。 最初からマグネットカバー内を疑っていたから・・・ ただ、ステーターではないだろう。　　パルサとピックアップ から信号を出せない理由は・・・・
	あ、汚い！　マグネット全壁面が汚れたオイルとスラッジ などで黒く、鈍く光っている。 第一原因判明。　ロッカーアームが折れたと聞いたいるが、 何らか影響は本当に無かったのだろうか？　オイルが古いのか トラブルによりガソリンがダイレクトにクランクケースに流れたか？ 匂いはそんなにガソリン臭くなかったと思う。　経年の汚れか？ 車体外装もレストア前でかなり汚いが、エンジン内も洗浄したい 所だ。
	一瞬でこれはかからないと感じた（笑） 第二コイル（左側）の向きが逆だ。 間違いは無いかという問いにはっきりしたことが 言えない訳だ。　予想通りだが残念だ。 サービスマニュアルでも１番２番の違いが 判りにくい。注意して欲しい。　これは１番２番は あっていた。　サービスマニュアルを熟知していれば 無いミスだったと思う。 ？　ガスケットがカピカピで所々千切れてない。　・・・・途中？ ステーターを交換したがエンジンが掛からなかったと聞いた・・・ 乾式のマグネットと勘違いしていないだろうか？　固着していたが 地道に洗浄・研磨し、新品のガスケットに交換。
	ウエスで磨けばマグネットはシルバーに輝く。 組み直し、エンジン始動。　今回は始動までだから 他は見ないこととした。　（全面的に修理が必要と判断） マクドで夕食後開始したため、２０時〜２３時３０分かぁ。 近所の夏祭り先に行けたかぁ・・・ 歪んだアルミキャップは抜くのに近所迷惑となるため、 翌日とした。