ヨシムラ　VALVE　SPRING　KIT

この部品はレース用部品です。　公道利用には不向きです。マニュアルにもこのように書かれていますのでご注意ください。
１、作業の際は必ず水平な場所で車体を安定させる事。
２、絶対に一般公道で使用しない事。
３、メンテナンスを頻繁に行う事。
さらに付け足します。
４、中古部品をエンジン内に組み込むなら正常であること、磨耗が無いことを確認してから以下に従い取り付けるべきです

バルブ	バルブシート	リティーナー

KIT内容・バルブスプリング　　　×４ｓｅｔ［品番：220-144-0100］・チタンリテーナー　　　　×４ｓｅｔ［品番：220-144-0200］・バルブコッタ　　　　　　×４ｓｅｔ［品番：220-144-0300］・バルブスプリングシート×４ｓｅｔ［品番：220-144-0400］		適用車種ＳＵＺＵＫＩ　ＧＯＯＳＥ350 エンジン型式　ＮＫ42Ａ ※上記以外の機種には絶対に使用しないで下さい。

バルブスプリングの取外し、及び組付けは“ＳＵＺＵＫＩ純正サービスマニュアル”に従い作業を行って下さい。
※キットのスプリングシートを取付ける為、バルブガイドの根元の“Ｃリング”は必ず取外して下さい。
※バルブコッタはＩＮ側のみ交換します。（ＥＸ側は純正品を使用します。）

組付けの注意

・分解時、クランクケース内に部品を落とさないよう注意する。
・外した部品は分解後、洗浄して良く乾かしておくこと。
・このバルブスプリングと組合わせるカムシャフトはヨシムラＳＴ－２です。　他のカムシャフトは絶対に使用しないで下さい。
・各パーツは、セットでの使用が前提とされていますので純正部品との混用は出来ません。
・エンジン分解にともなうガスケット、パッキン類、交換部品を使用して下さい。
・バルブスプリングセット長の測定を、必ず行なって下さい。

バルブスプリングセット長の測定

１．バルブの順番を入換えないようにバルブを仮組みし、バルブの突出しを測定します。
※スプリングシート、シムは外しておく。
２．ヨシムラバルブスプリングシート（Ｔ：0.8ｍｍ）、スプリング、リテーナーを組付けます。
３．バルブが傷つかないよう柔らかい金属棒等でステムエンドを軽く叩いてリテーナーとコッタの当たりを付けます。
４．リテーナー上面からステムエンドまでを測定します。
※ステムエンドがリテーナ上面より突出している場合と、沈んでいる場合があります。
５．セット長を計算し、規定値に入っているかどうか確認します。

基準セット長　ＩＮ／ＥＸ：31.8ｍｍ

警告

１．技術、知識が無い方は作業を行わないこと。
２．指定車種以外の装着の禁止
３．製品の分解ｍ加工改造の禁止
４．ガスケット、Oリングなど消耗品等は必ず新品に交換すること。
５．エンジンオイルはAPI-SF以上、SAE10W40～15W-50のものを使用すること。
６．組立て時に指示指定以外の加工、改造を行わないこと。
７．指定製品との組合せ以外での組立ては行わないこと。
８．各取付けボルト及びナットは、規定トルク厳守し締め付けること。
９．エンジン始動の際は、換気の良い場所で行なうこと。
１０、エンジンが完全に冷えてから作業をすること。
・近くにエンジンなどの危険物や可燃物を絶対に置かないこと。
・絶対に人や動物等が触れない場所に止めること。