オイルクーラー
パーツカタログ 350:FIG.15,250:FIG.15(実は250ccのパーツカタログにもオイルクーラーは掲載されています)
250バイパスはFIG14 オイルタンクに
No. | 部品番号 | 部品番号変更 | 250用 | 350用 | 部品名 | 在庫場所 | 備考 |
1 | #16600-47D00 | - | - | ● | クーラアッシ,オイル(ND) | - | - |
2 | 16620-47D00 | - | - | ● | ブラケット,オイルクーラ | - | - |
3 | 16650-47D00 | - | - | ● | ネット,オイルクーラ | - | - |
4 | 09116-06143 | - | - | ● | ボルト,6×20 | - | - |
5 | 09180-06030 | - | - | ● | スペーサ,6.8×10×10 | - | - |
6 | 09320-10015 | - | - | ● | クッション | - | - |
7 | 09308-14006 | - | - | ● | グロメット | - | - |
8 | 07120-06167 | - | - | ● | ボルト | - | - |
9 | 01547-05105 | - | - | ● | ボルト | - | - |
10 | 08321-21055 | - | - | ● | ロックワッシャ | - | - |
11 | 16470-47D02 | - | - | ● | ホース,オイルクーラ,ライト | メーカー | - |
12 | 16460-47D00 | - | - | ● | ホース,オイルクーラ,レフト | メーカー | - |
13 | 09168-16003 | - | - | ● | ガスケット,16×22×2 | - | - |
14 | 09360-16002 | - | ● | ● | ボルト,16×32 | - | - |
15 | 07130-06165 | - | ● | ● | ボルト | - | - |
16 | 09280-12008 | - | - | ● | -Oリング,D:2.4,ID:12.3 | - | - |
オイルクーラーの清掃
取り付け前のコア内アンドパイプの清掃はどのようにしたら良いのでしょうか |
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パイプ内は上で行ったとおりです。 コアの清掃方法をいろいろ試しました。 砂や埃は圧縮空気が効果がありました。 油はスチーム洗浄機が高い効果がありました。 | |
こびり付いた汚れは歯ブラシとシリコンオフで落ちました | |
エアーでもスチームでも取れない奥に挟まった小石は竹串を平らに削った棒で広い方に寄せて側面を叩いたり、エアーを吹いたりの繰り返しをしました。 コアの幅に合わせて竹串を削れば、歪んだコアも修正できます。 |
オイルクーラー関連問い合わせ@ |
Q1:私は95型DR350をトムスの450キットというのでボアアップしています。たぶんオーバーヒートと思うんですがクラッチがすぐにだめになります。クラッチの部品はCMPP加工しています。オイルクーラーはドリームトキのパイプクーラーです。アールズみたいなタイプに変えたらこの症状はよくなりますかね?グースでボアアップした場合クラッチに異常はないですか? A1:私の記憶ではドリームトキのパイプクーラーはシリンダーの片面に沿わせて付くタイプですね。 あれはオイルクーラー本体でシリンダーを冷やそうと考えた設計なので何処でオイルを冷やすのだ! となるわけです。 もちろんトキの製品が悪いと言うのではなく(他のオイルクーラーと並用して使えば効果がある)、使う目的を考えなければならないオイルクーラーなのです。 DR系は油冷ですから、オイルが冷えないと支障が出てきます。 交換若しくは並用を提案します。(並用される場合直列につなぐとしたら、ドライサンプのタンクにオイルが戻る手前にアールズなどのオイルを冷やす目的のオイルクーラーを付けてみてはいかがでしょう? “クラッチの部品はCMPP加工”はうず潮レーシングが取り扱っていたと思います。 ハウジングまで軽量化できるKITとかもありましたよね。 Goose用は無いのが残念です。 フリクションの低減につながるので考え方は好きですし、理論的にあってます。 使ったことはありませんが専用オイルとの組合せは良いのではないでしょうか。 強化スプリングだけでもバーネットは販売してくれます(アクティブあたりで聞いてみると良いかと・・・)。スプリングを替えてみるというのも一つの手です。 Gooseをボアアップした時の異常についてですが、使用するオイルや添加剤によってSTDでもクラッチは滑り、強化策を投じる方が多くいるはずです。 453ccの5号機(新2号)にはバーネットの強化クラッチ+スプリングをつけてあります。 滑りはないですね。 同じ453ccの10号機のエンジンはSTDのクラッチ板とスプリング(消耗していない物に交換しました)です。 やはり、冷却能力をあげた(サーモスタッドを使った2つのオイルクーラーの)かも号でも滑ります。 エンジン自体のトルクは5号機のエンジンの方が高いです。 結果からいってお客さまの場合、オイルの冷却効果が低いことが原因でしょう。 以前送った本文はこんな感じでした。(こっちの方がわかりやすいかなぁ?っと思いまして載せます) 95型・・・DR350ですか、DR350はGooseに使えないパーツがほとんどなので私のデーター不足ところもありますが、お答えします。 オーバーヒートを気にされているということでしたね。 デュアルパーパスというよりダートラマシーンですか? かも号もオイルクーラを2つ使用している手前、矛盾に思われるかもしれませんがオイルクーラーは得策ではないですね。 エンジン内の熱をいかに逃がすか、 熱源を作らないかというところから始めた方が良いです。 どちらかというとコンペモデルのDR350やデュアルパーパスとして販売したDR250Sは長時間の全開走行を考慮した場合、もともと厳しい点があります。(オイルタンク自体の放熱性が低い。容積が小さい。 あれはオフロードとしてみて良い配置だがガソリンタンクの中央に高温のオイルが戻るオイルタンクがある。) それでなおかつボアアップするのだから、たしかに熱対策は必要だといえる。 ドリームトキのパイプクーラーは私の記憶では一緒にシリンダー周りの熱も冷やすことを考え、シリンダーに併設するタイプ。そのため、オイルタンクで本来オイルを冷やすべきなのだが、オイルタンク自体が小さいDRは冷えていないうちにオイルをオイルタンクからポンプに送る訳だね。 悪循環! どーせなら、ドリームトキのオイルクーラーの出口にオイルを冷やす目的のオイルクーラーを付けたほうがましだけど、その前にしておくことがある。 油圧持つかなぁ? 例えば、ボアアップといってもシリンダーやピストン周りだけ交換して、シリンダーヘッドの加工はしなかったとします。シリンダーに対しスキッシュエリアが小さく燃焼室内に角ができる。ここに熱がたまる。 ここを削る。 できるところからでいいから、駆動部・回転部を剛性が保てる範囲で軽くするなどフリクションを減らす。 エンジン内のオイルラインのバリを除去し、オイルの流れの抵抗を抑える。 ちなみにSTDGooseはDRに比べ、放熱性は上がっています。飾りとはいえ大き目のヘッドフィンに加え、エンジンの下に配置したDRに比べ大きめなオイルタンクが備えられています。 しかし、圧縮比12の453ccでは、10号エンジンで紹介したように、購入時はクラッチが滑っていました。 同じ排気量の新2号エンジン製作で各部見直した結果、そういう傾向はでませんでしたよ。 |
オイルクーラー関連問い合わせA Gooseのミッションオイル量について Q1:純正オイルクラーを取り付けた場合のオイル量はどれぐらいに成るのでしょうか? A1:Gooseのエンジンはオイル交換時にすべてのオイルを抜くことは出来ない。 しかし、暖気した後、エンジンを停止し、すぐ抜くと多めに出る。 オイルが膨張するからです。 しかし、エンジンを降ろしてもサイドカバーを外すと必ずいくらか出てくる。 350のようにオイルクーラーをつけていればオイルクーラーの中身は、まず出ない。 (人によってはオイルを抜きながらエンジンを短時間回しオイルを強制的に抜こうとする人がいるがGooseは特にやめて欲しい。) 250ccも350ccもサービスマニュアルのオイル量は「オイル交換時1700cc・オイルフィルターも同時交換時1900cc」となっているのだ。 では純正のオイルクーラーに何cc入るかが気がかりとなる。 |
オイルの代わりに入れるのはシリコンオフです。塗装前の油膜取り剤とでも言っておきましょうか。 汚れがすごく取れるのです。(注いだ方は透明ですが反対の口は真っ黒) | |||||||||||||
ビーカーに注ぐとオイルクーラー内の汚れが判りますね。 漏斗で零さずビーカーに移すと・・・だいたい70ccくらいだった。 | |||||||||||||
結果350ccの純正オイルクーラーを250に付けると70cc位オイル量を増やせばよい。(250についてもホースは付いているためオイルクーラー分のオイル量が増えることとなる。 よって70cc位多めに入れればよいのです。 しかし、オイルクーラーを取り付けるときは一度にはオイルタンクに入らないかも知れません。 その時はオイルタンクの口からオイルが見える位置で一度蓋をし、エンジンを2分程度かけ、再度オイルを足してみてください。)
取扱説明書によるオイル量
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オイルクーラー関連問い合わせB オイル量を計測する状態とは |
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Q1:点検は暖気後しばらく置いて油面の確認ですか
A1:オイル量を計量して入れる場合は平らな位置で垂直に立てて計測してください。 レーシングスタンドは物によって前後傾きが出ます。 鉄だが純正のスタンドは差ほどホイルを持ち上げずほとんど差がない。 私はスズキの純正スタンドを使っています。 オイルを入れるときのエンジンの温度ですがオイルが抜ける頃には触れる程度まで温度が下がるでしょう。 本来は常温で計測します。 膨張は油温で変化します。スローセッティングしだいでも暖気したときのエンジン温度は変わりますし、オイルによっても膨張が変わります。 |
社外品 オイルクーラー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ノーマルのGoose350のオイル温度が130℃(乗り方にもよりますがADACHI雑誌広告を参考にしてます)だといいます。本来はオイルクーラーなど付けずに油温が100度あたりなら熱価数値に近い状態の粘度で管理できるが、大幅に超えると劣化も早い。 必然的に硬いオイルを入れなくてはならなくなる。 ワイドレンジのレーシングオイルで5W60などがあるがやはり高い。 Gooseの指定は10W40。 まめな交換が必要だ。 劣化を抑える上でつける物がオイルクーラーと考えた方が良い。 そのため、目的に合ったサイズを選ぶべきだと思う。参考だがストレート9インチ10段で17%冷却効果がSTDより上がった記録がある(110〜115℃)さらに同サイズのラウンドタイプは87〜97℃という記録もある。
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関連リンク |
ミッションオイル
オイル タンク オイルポンプ |