社外品タコメーターを付けたらアイドルなのに10000rpm?


Q1先日、友人から未使用のデイトナ製電気式タコメーターを譲り受けまして、メーター周りの軽量化が出来たらと思い、事前に調べもせずに取り付けました。 結果、ちゃんと説明書を読まないで取り付けたせいで誤作動を起こし、アイドルなのに10000rpmを指す始末です‥
よくよく説明書を読むと、クランク1回転1点火/クランク1回転2点火のエンジン用と記載されていました。てっきり、グースもクランク1回転1点火だと勝手に思い込んでいた自分のミスでした。 配線は何度もサービスマニュアル、テスターで確認したので間違ってないとは思うのですが、今回の誤作動原因は上記の理由で間違いないでしょうか? 一方的な質問で申し訳ありません。 もしアドバイスなど頂けるようでしたら、宜しくお願い致します。 (スピードメーターはVDOと言うメーカーのサイクルメーターを取り付ける予定でした)

掲示板に書かれた関連情報と返答

お客さま@タコメーターのページみて気になったんだけど、アイドリングを1300rpmとした場合、4stシングルの場合、爆発回数は650回。点火回数は1300回(排気工程での空点火も含む)ですよね。で、クランク1回転1点火の設定にした場合のメーター表示は1300rpm、クランク1回転2点火の設定にした場合の表示は650rpm。 実際より少ない回転数を表示することはあっても、10000rpmの表示にはならないはずなんですよね。。。(クランク1回転あたり7回点火すれば表示するかも?)なんででしょう?故障なのか、ノイズ拾っているのかな?
お客さまA私もデイトナ製のタコメーター使ってるんですが純正タコメーターで使っているピックアップ線を使用すれば結構正確に動くんですけどね・・・・・・ ちなみに、あの商品の回転数のピックアップ方式はプラグコードに直接リードを巻き付けるか、点火コイルの+側からの又取りの2つの方法があります。で、10000rpmまで行くとなるとおそらくは、本体の故障ではなくプラグコードに直接巻き付けていてノイズを拾っているか、ピックアップの調整ダイヤルが裏側に付いていてそれの調整ミスのどちらかです。あのタコメーターが故障するときは、針が振り切れて帰ってこなくなるからね(笑)
kamoイメージしやすいように簡単な落書きを書いて見ました。 お客さまAでプラグコードに直接巻き付けるタイプというのがこんな物だと思うのです。 コイルからプラグケーブルに電流が流れた時にケーブルの周りに磁界が発生ます。 右ねじの法則の通り電流が流れていっている方向に向かって右向きに磁力線回っているんですよね。 そのプラグケーブルにコイルを巻くとプラグケーブルに電流が流れている間、磁力線と反対方向に電流が発生する。 その電流でメーター内の電磁石を励磁して針を振れさせるというのが理論構造です。 続いて点火信号の話ですがセルモーターで回した時もクランク軸につながったフライホイールマグネットが回転しパルサコイルを励磁することにより点火信号の電源が出来ます。フライホイールが一回転する間に点火信号のスイッチ的な要素であるピックアップコイルを励磁しそれぞれの信号をCDI内部のトランジスタに流し、イグニッションコイルへ信号として電流を流しているわけです。 ここまでは良いですか? お二人が言っているのはこれを踏まえての話。 
回答:確かに。4ストロークの燃焼行程が2回転に1回でもフライホイールマグネットは2回転しパルス信号も2回発生する訳ですからクランク1回転1点火です。 仰るとおりアイドリングを1300rpmとした場合、4stシングルの場合理論上、爆発回数は650回。点火回数は1300回です。 当然抵抗も発生しますし、接近する電装の誘導障害も少なからずあるでしょうし、計器誤差も考えられます。 しかし、今回は理論値からあまりにも値がずれていることから「ピックアップの調整ダイヤルが裏側に付いていてそれの調整ミス」といわれる線が一番可能性が高く感じられます。 一度調整してみてください。
A1背面の調整を行った結果正常に機能致しました。 ただ、取り扱い説明書には「パルス調整の為の感度ダイヤルは、エンジン始動後に0〜4(0〜10まであり)の間で正確に針が動く範囲を見つけて調整する事」と記載してありました。 今回調整したのは背面にあるもう一つのスイッチで、説明書には「電源の電圧が断続的に変化する車両に対しては、このスイッチをOFFにして対応してください」とありました。  ただ、この初期作動チェックの切り替えに関しては「タコメーターに電源が入るとタコメーターの針は一度振り切れてから0表示に戻る動作をします。(標準設定位置)転倒や、感度設定のミス等の電気的な問題によるタコメーター針の振り切れのリセットもこのモードがONで電源を入れ直せば元に戻ります。」と記載されています。  現在は初期作動をOFFにした設定になっております。  実際、上記の工程は取り付け問題発生時点で行ったのですが、私の手順が間違っていたのか改善されなかったんです。しかし現在の状態を見ると、やはり私自身の確認ミスと言う事になります。 *このメーターはイグニッションコイルの+側に接続するタイプでした。
A2電源INでの調整はスタックやGSX-R750のメーターと同じですね。 了解しました。 それから巻きつけるタイプでなく、イグニッションコイルの一時側接続ケーブルに付属のアンプツールで接続し、パルスを拾う方式ですね。 接触抵抗,ノイズ,2つの線の導電率により変わるので調整は必要そうですね。 ご報告ありがとうございました。
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