アースイングシステムを作ろう
絶縁抵抗計測点 抵抗値(Ω)
フレーム フレーム 0.02〜1M
エンジン フレーム 6M
フレーム スターターモーター 0.01〜1M
エンジン バッテリー
エンジン ニュートラルSW 0.01
黒/白 バッテリー 0.02
 結線図に書いたアースマークの部分は、かも号のハーネスには今回存在しない。 実は、今回の見直しの根本はデジタルメーターの改造とアースイングシステムの作成だったからだ。  接地されていたい状態で、絶縁抵抗測定を実施した。  結果は左のとおりだ。  結局、エンジンとスターターモーターとメインフレームとバッテリーをつなぐこととした。
 用意したケーブルは、いわゆる接地線とカーオーディオ用のケーブルだ。  どちらも1m〜2mあるが、両端を計測しても0(Ω)だった。  赤い方が見栄えがいい。また、コネクターのサイズを考えると太さに限界がある。  そんな訳で赤のケーブルを使用した。
バッテリー周りの結合は、こんな感じ。 フレームを沿わせて配置した。 
スターターモーターとエンジンアースはジャンパー線を使わず、直接バッテリーから引っ張った。 結果、エンジン=バッテリー=スターターモーターは、0.01(Ω)となった。
問題は、フレーム全体の抵抗だ。フレーム同士の抵抗をいくつか当たってみたところ、0.1(Ω)くらい出るところもあったが、0にする必要は無いと感じたので、ここで終りとする。 メインハーネスの黒/白ケーブルとフレーム間が最大0.1(Ω)なら、さらにケーブルを減らすことが出来る。 

販売されているアースイングシステム
取り付けているお客さまのを見せてもらった。
まずはバッテリーのマイナス。 ここから3線出ている。
セルモーター&シリンダーに少し太めの線
コイルマイナスに細い線
インシュレター固定部に細い線
私はこれが良いとは思っていないので次回テスターチェックもしたい。
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