T03(試験03)  
 スプロケットの選択は比較するため、14/40Tと3号機(250)と変えずに乗っていた。 セッティングを出しにいくところは決まって「矢作」だ。 ならしの間は我慢をしていたが、そろそろと思い5/28にアクセル開度1/4までと決め、出発。   岐阜県にある矢作ダムを目指して走るわけだが、東名古屋ICからだと愛知青少年公園(2005万博開催地)方面より瀬戸方面から明智へ向かう方が連続するタイトなコーナーが多く楽しめる。  この季節の土日はツーリングチームが低速で走っているため平日のこの日を選んだ。
 所要もあり、愛知青少年側から攻めることとなった。 サークルKの先のT字路右折すれば峠の始まり。 ここからテスト開始となる。
<データ>
天気:F 気温:29.9℃ 湿度:40% ミッションオイル:ワコーズ4CT 
キャブ ヨシムラTMRMJN AS:1.6回転 PJ:35 ノズル:C 5段 MJ:142.5
タイヤ フロント GPR70SP 110/70R/17 エア圧Cool:1.9kg/cu 
     リア  GPR70SP 140/70R/17 エア圧Cool:2.0kg/cu 
スプロケット ドライブ14T ドリブン40T セレクトエンジン:新2号機
ブレーキパッド フロント:FERODO(STD)→デイトナRS リア:トキコSTD→デイトナシンタード
ほか省略
 上りのストレートで5速・スロットル1/4回度一定では137km/h
低トルクが強く4連のS字もシフト不要 ヘアピンは1速落としでクリアー
シフト回数が少なく、エンブレもよく効く。 
Gパンで行ったため、何度かひざを擦ってしまい、あわてて戻すような状態になったがコーナーの安定性は高い。 プラグを確認してみるとかぶり気味。 艶はないが黒い。 スローセッティングにおいて丁度良いと思われる点から若干濃いセッティングにしておいたが少々濃かったようだ。 明かにスローが濃い。 ASを2回転に変更した。 縦Gが3号機に比べ強くなった感じを受けた。 余裕を持った走りのため、ブレーキに頼らず走れたこともありブレーキ性能はいまいち判りにくかった、コントロール性に問題はなく感じた。
 6/2 レーシングワールドにてスプロケ20%offのため購入。 さすがコアースとisaのお店、シーズンセールでなくてもスプロケが安い。 アファームも20%offのためgoose用として店内にあった最高速用はアファームの15T・コアースの35Tであり、それらを購入。 手始めにドライブを14T→15Tへ変更。(ドリブン約3T分の高速化とした)  15Tの取り付け状態としてはギリギリ。 (16Tは存在するが本当に入るかは不明である。 かも号がチェーンカバーをカーボン板に変更しているので干渉はないが、STDでは15Tでも高速走行時、干渉する可能性がある。) 軽く近所を走ってみたが、若干乗りやすくなった。 この状態で再度、「矢作」でテスト予定。
 6/9 夜勤明けでしたが矢作テスト 本日は日曜日でもあり、人通りの少ない瀬戸方面から明智方面に続くルートで向かった。 ローやセカンドのフロント浮きはほぼ無い状態になっているが5速でもエンブレがノーマル以上に強い。 先週16Tは入るか判らないと言ったが走行中のイグナイターのケーブルとチェーンの接触が問題と考える程度でよさそうだ。 エンドレスチェーンの場合、ドライブスプロケットを外さないとセットが出来ないくらいである。 
<データ>
天気:F 気温:25.4℃ 湿度:40% ミッションオイル:ワコーズ4CT 
キャブ ヨシムラTMRMJN AS:2.0回転 PJ:35 ノズル:C 5段 MJ:142.5
タイヤ フロント GPR70SP 110/70R/17 エア圧Cool:1.9kg/cu 
     リア  GPR70SP 140/70R/17 エア圧Cool:2.0kg/cu 
スプロケット ドライブ15T ドリブン40T セレクトエンジン:新2号機
ブレーキパッド フロント:デイトナRS リア:デイトナシンタード ほか省略
 上りのストレートで5速・スロットル1/4回度一定では147km/hを越えさらに加速出来そうだったがいつでも止まれる余裕欲しさにスロットルを戻した。  まだ低トルクが強く4連のS字もシフト不要 ヘアピンは1速落としでクリアー。 シフト回数はある程度攻めた分増えている。  しかし、前回より格段にスピードをのせた走りでのテストだ。 ST−2カムの効果は他のサイトでも紹介されているが高い回転域で加速に余裕ができている。 ほぼ5000rpm以上で2時間ほど走り続けた。
 今回もGパンで行き、ひざをほとんど出さないで軽く攻めてみた。 減速帯通過時にフロントサスの動きが早く、ウォッシュボードを走るモトクロスと同じスタイルでホークの延長上に頭を、腕は弓なりにし、衝撃吸収するところが気に入らない。 コーナーの安定性は先回と変わらず良い。  プラグを確認してみるとまだかぶり気味。 艶はないが黒い。 明かにスローが濃い。 ASを2.5回転に変更した。 縦Gが3号機に比べ強くなった感じを受けた。 余裕を持った走りのため、ブレーキに頼らず走れたこともありブレーキ性能はいまいち判りにくかった、コントロール性に問題はなく感じた。
 後で判ったがシートカウルの塗装があちこちひび割れている。 体重が強くかかり、緩衝材を入れてあっても力が分散できていない様子。 キャブはPJを3.25に戻し、PSを1回転。 ノズル調整で薄く出来た。
 6/29・30と中部ミで少々遊んだ。 正直に言って路面が濡れているうえになれないコースのため、矢作で走行するより安全度は十二分に高くとっていた。 しかし、30日は2台の故障車の修理のため・高速道路で雨に降られたため、燃費とタイヤの消耗も考えながらも普段よりスピードを上げて走った。  私としてはストレートをバカッパヤイ速度で走るのは楽しくないのだが石はねしてきたオーバーペースなBMWの後ろに何となくつけて追従してみた。 ステダンは3段くらいにセットしていたものの、GPRのグリップ力とオーリンズショックのおかげで危機感なく走行できた。 エンジンが一度ストールを起こしたが、走行中にリザーブに入れて問題なく回避できた。 雨のため気温が上がらず、90度以内の油温をキープ出来た。 SAで見つかったががテールランプのビス・ナットとアッパーのフジツボ・ボルトを落としている。 緩み止めのテーピングも効かなかった様だがどちらも片方なのでねじロック対策をすることはないと判断した。 
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