安全上の注意事項 ご使用の前に必ずお読みください。取り扱い説明書は、製品を破棄されるまでお手元に保管してください。 取扱説明書及び警告・注意に反した使用により損害が発生した場合、当社はその賠償の責を負いません。 |
警告 1.製品包装のビニール袋は、子供や幼児がかぶったり吸い込んだりしないよう、「手の届かないところに片付けるか、破棄処分すること。(窒素の危険があります。) 2.各取付ボルト及びナットは規定トルクを厳守し、締め付けること。(ボルト及びナットの破損や緩みの原因となり、部品の脱落などによって怪我や、死亡事故につながる恐れがあります) 3.エンジン始動する場合、喚起の良い場所で行うこと(排気ガスにより、一酸化中毒になる恐れがあります) 4.エンジン回転中や停止後しばらくの間は、マフラーは高温になっています。 ・絶対に近くにガソリンなどの危険物や、燃えやすい布などを置かないこと。(火災の原因となります) ・絶対に人や動物等が触れない場所にとめ、触れないようにすること。(火傷の原因となります) 5.構造上最低地上高が低くなる場合がある為、マフラーを接地させる無理な運転操作や、段差等でマフラーが擦らないよう注意してください。 (マフラーを接地させるような無理な運転を行うと転倒による怪我や死亡事故につながる恐れがあります) 6.法定速度を守り安全運転すること。 (転倒による怪我や死亡事故につながる恐れがあります) 注意 1.指定車種以外の装着は行わないこと。(取付不具合が生じ、製品の機能を損ないます) 2.製品を分解、加工、改造をしないこと。(製品の機能が損なわれ、故障などの原因になります) 3.エンジンが冷えてから作業をすること。 4.水平な場所で車体を安定させてから作業を行うこと。(作業中オートバイが倒れて怪我をする恐れがあります) 5.パイプなどエッジ部に気をつけて作業を行ってください。 (パイプなどのエッジ部は肉厚が薄い為、手などを切ったり怪我をしないよう注意して作業を行ってください) |
1.適応車種及び諸元表
車両 | SUZUKI GOOSE 350/250 | |
車両番号 | NK42A-100001〜 | |
NK46A-100001〜 | ||
型式 | NK42A | |
NK46A | ||
エンジン型式 | K406 | |
J422 | ||
品名 | GOOSE 350/250 サイクロン | |
サイクロン型式 | S144 | |
素材 | SUS 304 | |
アルミサイレンサー仕様 | ||
品番 | 110-144-5000 | |
重量 | STD :6.6kg | |
ヨシムラ:4.1kg | ||
カーボンサイレンサー | ||
品番 | 110-144-5010 | |
重量 | STD :6.6kg | |
ヨシムラ:3.8kg |
◎開発はノーマルセッティングで行っておりますので、キャブセッティングの必要はありません。
◎本製品はJMCA規格をクリアーしております
◎エンジンオイルフィルター及びオイルドレーンボルトの脱着は、本製品を装着したまま行えます。
2。セット内容(締め付けトルクを変わりに表示して置きます)
No. | 箇所 | 指定トルク | 備考 |
@ | シリンダーヘッドEXポート-エキパイフランジ | 180〜280kg・cm | STDボルトを使用する |
A | 右フットレスト-サイレンサーエキパイ部 | 230〜280kg・cm | 純正ボルト使用 M8ワッシャ,UナットM8はヨシムラ製使用 |
B | 右タンデムステップアーム-サイレンサー | 230〜280kg・cm | M8×50キャップ,M8SW,アルミサイレンサーバンド,ALカラー(L15),STDタンデムステップアーム,M8ワッシャ,STDM8ナットの順に重ね締め付ける |
3.取り付け方法 |
1)SET内容を確認してください 2)スタンダードマフラーを取り外して下さい。 3)エキゾーストパイプに付属のフランジを通します 4)新しいガスケットを入れ、エキゾーストパイプスタッドボルトのねじ山にロック剤を塗布しエキゾーストパイプを仮締めします。 5)エキゾーストパイプにテールパイプをチップまで差し込み、テールパイプステー及びサイレンサーバンドを付属のボルトナットで仮締めします。 6)排気漏れがないようにマフラーフランジを均等に締めます。 6)テールパイプステー及びサイレンサーバンドをボルトナットで締め付けます。 |
4.取付後の注意その他 |
◎各部のボルトの締め付けが終わりましたら、排気漏れ、ガタツキなどがないことを点検し、サイレンサー部エンブレムのフイルムを剥がしてください。 ◎取り付け始めは変色がありますので上酢などでパイプを十分に拭き、エンジンの暖機運転を行って下さい。 ◎エンジンを十分に暖機します。エンジンを止め、完全に冷えてから各ボルトナットをを増し締めします。 ◎尚、製品については万全の品質管理を行なっておりますが、万一不良、不具合がありましたらお買い上げの日より1週間以内にヨシムラ・JAPANまたは、お買い上げ店までお知らせください。交換またはテクニカルサービスを行ないます。 ◎尚、期限を超えるものはこの対象とはなりませんのでご了承ください。取付、組立、取り扱いの不注意による返品・交換は固くお断りいたします。 ◎製品の仕様・価格は、改良の為予告なく変更することがあります。 |
5.JMCA認定マフラーについて | ||||||||||||
「JMCA認定マフラー」は、(財)日本車両検査協会など公的機関の厳密な騒音検査により、「JMCA騒音自主基準値」をクリアしたことが証明されています。 しかも「近接排気騒音」「常走走行騒音」「」に加えて経年変化を想定した「仮定使用状況の接近排気騒音」を測定。万全を期しています。 また、ヨシムラサイクロンマフラーは、スタンダードマフラーと同様に車検を受けることが出来ます。
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注意:分解、加工、改造などを行なったサイレンサーは、当社にてリメイク加工はできません。
ヨシムラJAPANサイクロン 取付 Q&A |
●お客さまの問い合わせをもとに取付ワンポイントアドバイスを列記させていただきます。 Q1:エキパイやテールパイプが、集合部の差し込み口に入りにくいのだけど・・・? A:ヨシムラサイクロンは、排気漏れ防止のために各パイプとのクリアランスをかなり厳しく管理しております。また、高級ステンレス素材を使用しておりますので、溶接時の熱で真円度のくるいが若干出る場合がございます。これがその原因となります。 そこで上記の場合には、新党潤滑剤(CRC等)を少し塗り、斜めにパイプを合わせ回転させながらパイプの接点部(ぴったりくる場所を捜し、少しずつ挿入して頂ければクリアーできます。(注)すぐにパイプをハンマーで叩いたり、傷つけたりして変形させないで下さい。 Q2:サイレンサーカバーとカバーガイドやテールピースの間から少し排気漏れしているようだけど・・・? A:それは、問題ありません。 ヨシムラサイクロンは、サイレンサーサイレンサーのオーバーホールも兼ねたリメイクKIT等の品質上、アフターサービスの問題から、その部分を溶接せず、に手作業で組立分解できるよう合わせ面のクリアランスを少し余裕を取っております。 それで製品によっては排気漏れがほんの少し生じる場合がございますが、性能上(排気音量、パワー等)の問題は全くございません。 そのままお使いください。 ただし、必要以上の排気漏れが確認されました場合には、当社までお問い合わせください。 Q3パイプのチップと集合部のキリカキがぴったりくっつかないのだが・・・? A:それも全く問題ありません。ヨシムラサイクロンは、商品制度とその加工工程等、品質管理を厳しく行なっております。ただ、取り付けられる車両のコンディションや生産状況によってシリンダー、スタッドボルト、ステップ、ステー取付部分など、STDパーツの精度誤差、組み付け誤差がありますのでそれに対応できるようにエキパイ、テールパイプの向きの確認のためにチップを設けております。あくまでも目安と思ってください。 正常に取付られその部分から排気漏れなどが無ければ問題ありません。 Q4:エキパイと集合部に貼ってある番号ステッカーは剥がすのでしょうか・・・? A:その通りです。必ず取付後すぐに番号ステッカーははがしてください。耐熱ステッカーではないのでそのままにしておくと焼き付いてシミになり汚れてしまいます。 剥がしてカッコよく取り付けてください。このステッカーはパイプの組立を解りやすくするために貼ってあるものなので、仕様する際には全く必要ありません。尚、剥がして張り付いたノリはガソリンなどで軽く撫でれば落ちます。 Q5:サイレンサーとスイングアームが近づき過ぎてしまうのですが・・・? A:サイレンサーバンドを使用するタイプに時々ある症状です。これは、取り扱い説明書に従ってサイクロンを取付、各部の締め付け後、最後にサイレンサーバンドとステーをとめるボルトを外側(スイングアームと逆方向)に引っ張りながら締めて下さい。 充分なクリアランスが取れます。 |
関連リンク | |
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